第140回埋蔵文化財セミナー     

 

「天平の都を掘る!     
       ー恭仁宮とその周辺ー」

 

 埋蔵文化財セミナーは、京都府内で行われた発掘調査の成果を中心に、遺跡や埋蔵文化財に関する最新の情報や、研究成果をわかりやすく紹介し、府民の皆様に文化財に対する理解をいっそう深めていただくことを目的として開催しています。
 第140回埋蔵文化財セミナーでは、「天平の都を掘る! ー恭仁宮とその周辺ー」と題し、聖武天皇が天平12(740)年から天平16(744)年に営まれた恭仁宮とその周辺にひろがる遺跡の実態を明らかにします。特に恭仁宮跡の発掘調査は昭和48年から継続的に実施されており、宮中心部の様子が徐々にですが、詳しくわかってきました。
 今回は、恭仁宮やその周辺に広がる遺跡について、最新の発掘調査成果を報告したのち、都城研究の第一人者であり、当調査研究センターの中尾芳治理事から、恭仁宮をはじめとする都城や当時の歴史について、広い視点からご講演をいただき、天平の都、恭仁宮とその周辺の遺跡の重要性に迫ります。



日 時

平成31年2月16日(土)

 
午後1時30分から午後4時30分まで(開場午後1時)

会 場

相楽会館 大ホール

 
〒619-0214 京都府木津川市木津上戸15

          【入場無料・申込不要】 お気軽にご参加ください

        
内 容

 

報 告 「恭仁宮跡大極殿院の探求-40年以上にわたる試行錯誤-」    
  京都府教育庁指導部文化財保護課   古川 匠 副主査
報 告 「恭仁宮時代の木津川流域を探るー岡田国遺跡の発掘調査成果を中心にー」    
  公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター   福山 博章 主任
講 演 「恭仁宮の造営過程とその背景」    
  公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター   中尾 芳治 理事

 

問い合わせ先

調査課企画調整係   電話 075-933-3877(代表)

アクセス図

アクセス

●JR「木津駅」から北東に徒歩約5分

主催

   主催:京都府教育委員会・公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター