小樋尻遺跡(第10・11次)
小樋尻遺跡(第10・11次)記者発表資料
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今回の調査では、古墳時代前期、古墳時代後期~奈良時代の灌漑用とみられる山城地域最大級の大規模な溝を確認(古墳時代前期:幅22m、深さ2.7m、古墳時代後期~奈良時代:幅10.9m、深さ1.8m)しました。 この溝は木材や植物を用いた高度な土木工法によって護岸盛土を強化しており、堰として使用された木材や農具などが出土しています。 古墳時代前期には木樋、奈良時代には斎串などが出土し、祭祀も行なわれたと推定されます。 |
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