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名 称 |
緑釉唾壺(りょくゆうだこ) 暫定登録文化財 |
時 代 |
長岡京期 |
出土遺跡 |
長岡宮第164次 |
所在地 |
向日市寺戸町西ノ段ほか |
コメント |
大きく皿状に広がる口縁が丸い体部に付く、特殊な形状をしています。この形状の容器は、中国で唾壺と呼称されているもので、唾や痰を吐き溜めたものです。しかし、日本では奈良時代から平安時代にかけて、部屋を飾る調度品として用いられたようです。正倉院にはガラス製唾壺が保管されており、京都御所清涼殿には銀製の唾壺が飾られています。 |
備 考 |
『京都府遺跡調査概報』第20冊・情報108 |
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