金箔瓦
出土遺物ギャラリー
 
No.017
名 称
墨書土師器(ぼくしょはじき) 暫定登録文化財
時 代
中世(13世紀)
出土遺跡
沖田遺跡
所在地
京丹後市大宮町森本井内口
コメント
 土師器皿の見込み部分に、墨で動物の絵が描かれています。身体に比して顔が大きく、手足が短く表現されています。顔は長く、あごにはひげ状の線が描かれています。耳は上にピンと立ち、首は短く、しっぽは長く垂れ、後ろ足には3本の指が表現されています。その体形からは豚やイノシシ、顔・耳・しっぽからは馬やロバを描いているものと思われますが、はっきりとはわかりません。口径9.3cm。
備 考
『京都府遺跡調査概報』第99冊