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名 称 |
竿秤の錘(さおばかりのおもり) |
時 代 |
中世(16世紀) |
出土遺跡 |
シミズ谷城跡 |
所在地 |
京都府京丹後市弥栄町堤平野・シンズ |
コメント |
竿秤の錘が中世末の山城から出土しました。竿秤は目盛りをつけた竿の一端に量りたいものを掛け、さおが水平になるように分銅を動かして重さを量るものです。この錘は青銅でできており、上部の穴には環が取り付けられて、表面には円形、線刻の装飾がなされています。錘の断面は六角形になっています。この錘は山城に掘られた土坑の中から、兜や刀の金具の破片とともに出土しましたので、リサイクルのために貯め込んだものと考えられます。高さ4.2cm。 |
備 考 |
『京都府遺跡調査概報』第79冊 |
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