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名 称 |
黒漆塗り腰刀(くろうるしぬりこしがたな) 暫定登録文化財 |
時 代 |
平安時代 |
出土遺跡 |
佐山遺跡 |
所在地 |
京都府久世郡久御山町佐山新開地 |
コメント |
この腰刀は、黒漆で仕上げた鞘・柄がきれいに残っています。鞘・柄は木質で、糸を規則的に巻いた後に漆で塗り固めています。鞘口部分は幅約1cmにわたって一回り小さく削られており、漆も塗られていませんので、鯉口という金具が装着されていたようです。栗形には穴の開いた板状のものが付いています。ここに下緒という紐を通しました。反対側には、笄(こうがい)を入れる小さなスペースが設けられています。全長39.0cm。 |
備 考 |
『京都府遺跡調査報告書』第33冊 |
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