金箔瓦
出土遺物ギャラリー
 
No.036
 
 
名 称
京焼 茶道具(きょうやき ちゃどうぐ) 暫定登録文化財
時 代
江戸時代
出土遺跡
寺町旧域
所在地
京都市
コメント

 寺町旧域で、風炉、釜、水指、建水、杓立、蓋置などの京焼の茶道具(皆具)がまとまって出土しました。それぞれの器には十六弁の菊紋と若松文が染付(青色)と錆絵(茶色)で描かれています。文様から禁裏(宮中)の注文品と考えられます。禁裏注文の品には様々な器がありましたが、今回のような茶道具が一式まとまって出土するのは極めて珍しい事例です。

備 考
京都府遺跡調査報告集 第172冊 2018年刊行