平成20年度 発掘調査情報
   
遺跡名 長岡京跡右京第963次・松田遺跡
所在地 大山崎町円明寺一丁田
調査期間

2009/01/26~03/10

調査面積 200㎡
調査原因 道路建設
主な遺構 古墳:竪穴式住居跡
主な遺物 古墳:土師器・須恵器
   
 
 
調査地は小泉川の東側、松田遺跡内にあり、長岡京では、新条坊では京外、旧条坊では右京九条二坊十三町に位置します。名神大山崎ジャンクションの北側に位置します。小泉川の氾濫原と盛り土のため、遺構面はかなり深い位置に埋まっており、現地表下約6mまで掘削しました。
 
遺構は竪穴式住居跡と判断される方形の掘り形を2基検出しました。そのうち1基は一辺約6.5mを測ります。
 
この埋土中から6世紀前半の須恵器杯蓋が出土しました。松田遺跡では古墳時代の竪穴式住居跡10基が調査されており、その集落の広がりが注目されます。