平成20年度 発掘調査情報
   
遺跡名 木津川河床遺跡
所在地 八幡市科手地内
調査期間

2008/11/13~ 2009/03/10

調査面積 3,000㎡
調査原因 河川改修
主な遺構 中世:溝・柱穴・土坑
主な遺物 弥生:弥生土器
中世:瓦器・土師器・陶磁器・牛馬骨
   
 
 
木津川河床遺跡は、宇治川、桂川、木津川の三川が合流する地点にあります(西南から:橋の手前右側)。写真中央の川が木津川、左側の川が宇治川です。遺跡は、明治2年の河川の付け替えにより河道と重複するようになりましたが、本来は男山から北に張り出す微高地に位置しています。今までの調査では、弥生時代~近世にいたる集落跡が確認されています。
 
調査により、近世の遺構としては耕作溝を検出しました。
 
中世の遺構としては牛馬の骨を埋納した土坑、井戸、整地土層を検出しました。また、整地土層からは、土師器や瓦器が大量に含まれていました。