平成21年度 発掘調査情報
   
遺跡名 中山城跡
所在地 舞鶴市中山ほか
調査期間

2009/11/17~12/22

調査面積 320㎡
調査原因 道路建設
主な遺構 戦国時代:人工的な地山の改変(切岸)・造成土
主な遺物 戦国時代:土師器皿・中国製青花磁器・白磁
   
 
 
中山城跡は、由良川東岸に面した細長い丘陵上に築かれた戦国時代の山城です。今までの発掘調査では、安土・桃山時代から江戸時代にかけての火葬墓や土壙墓、土塁や空堀が見つかっています。
 
調査の結果、斜面は45度の急斜面をなしており、人工的に地山を削って改変していることがわかりました。
 
戦国時代の陶磁器が出土したことや、斜面を45度に削り、防御を高めていたことから、山全体が城であることが再確認できました。