平成21年度 発掘調査情報
   
遺跡名 河守北遺跡第8次
所在地 福知山市大江町河守
調査期間

2009/4/30~6/16

調査面積 150㎡
調査原因 道路建設
主な遺構 古墳:柱穴
近世:溝・ピット
主な遺物 古墳:土師器・須恵器・蛇紋岩製管玉
近世:中国製磁器・肥前系磁器・瓦質土管
   
 
 
河守北遺跡は由良川左岸の低位段丘上にあり、近世には、丹後宮津へ抜ける街道筋の宿場町として栄えた町並みが現在も残っています。
 
調査の結果、中世末期から近世前期の蓋石をもつ石組み溝や木組みの溝を検出しました。
 
河守城下の街道筋に形成された宿場町の上水遺構と考えられます。
また、古墳時代中期の柱穴からは管玉が出土し、周辺に当該期の集落が広がっているものと推測されます。