平成21年度 発掘調査情報
   
遺跡名 長岡宮跡第473次・南垣内遺跡
所在地 向日市寺戸町南垣内56-1
調査期間

2009/7/3~7/28

調査面積 60㎡
調査原因 道路建設
主な遺構 古墳:溝・土坑
平安:溝・土坑
中世:土坑
主な遺物 古墳:土師器・須恵器
平安:土師器・須恵器・瓦
中世:土師器・瓦器・中国製陶磁器・石塔
   
 
 
道路沿いの狭い範囲を調査しました。長岡宮の北端に位置し、近くには長岡京の京下七寺の一つと想定されている宝菩提院廃寺があります。
 
調査の結果、宝菩提院廃寺と関連する可能性のある平安時代前期の溝・土坑を検出しました。また、中世以降の可能性が高い土坑・柱穴を検出し、物集女街道沿いの集落の一端を明らかにしました。