平成21年度 発掘調査情報 |
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遺跡名 | 椋ノ木遺跡 |
所在地 | 相楽郡精華町下狛椋ノ木 |
調査期間 | 2009/11/26 |
調査面積 | 500㎡ |
調査原因 | 浄化センター施設整備 |
主な遺構 | 縄文:土坑 古墳:柱穴・土坑 平安~鎌倉:土坑・溝・ピット |
主な遺物 | 縄文:縄文土器 古墳:土師器・須恵器 平安~鎌倉:土師器・瓦器・フイゴ羽口・石鍋 |
椋ノ木遺跡は木津川左岸の堤防上に立地する縄文時代~中世にかけての集落遺跡です。浄化センター建設工事の伴い、事前に調査しました。 |
遺構面は3面あり、上から、1面が中世(鎌倉時代)、2面が古墳時代・平安時代~鎌倉時代、3面が縄文時代の遺構と遺物がありました。 |
第1面では、溝やピット・土坑を検出しました。土坑の中からはフイゴの羽口や焼け土、炭、鉄滓などが出土し、この地で鉄が生産されていたことが推測されます。 |
第2面では、ピットの中に20枚の土師皿が埋められており、何らかの儀礼が行われたことがわかりました。 |