遺跡ギャラリー
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調査地全景:平野を見下ろす丘陵頂部に造られています。 | |||
噴頂部の主体部検出状況(写真は現地説明会時) | |||
古墳公園として整備された私市円山古墳(造り出し部から墳丘を望む) | |||
名 称 |
私市円山古墳(きさいちまるやまこふん) |
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時 代 |
古墳時代 | ||
調査年 |
1988年 | ||
所在地 |
京都府綾部市私市町字円山 | ||
コメント |
この古墳は直径71m、高さ約10mを測る円墳で、京都府内最大の円墳です。由良川と綾部・福知山の平野を見下ろす丘陵上に造られており、この地域を治めた首長の墓と考えられています。円墳には、幅約18m、長さ10mの造り出しが設けられています。墳丘は三段築成で、古墳の表面は葺石で飾られ、テラスや造り出し上には埴輪が立てられていました。 主体部は3基あり、鉄剣や短甲や故ろく金具、鏡などが副葬されていました。出土遺物から5世紀中葉頃に造られたものと考えられます。 現在、近畿自動車道敦賀線の本線上に、古墳公園として整備・保存されています。 |
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備 考 |
『京都府遺跡調査概報』第36冊 1989 |